母子家庭の母が入院するとどうなるか?リターンズ 退院編
入院編はこちらから。
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退院にまつわるあれこれ
- 入院期間が自治体のショートステイの預かり期限を超えることが確定したので、まずは児童相談所に連絡。
- 児童相談所のほうで、いろいろと調整してもらい、ショートステイと同じ施設にそのまま一時保護してもらうことが決定。(児童相談所の一時保護に関しては費用負担はありません。)
- 入院中の後半に自治体の家庭支援担当が病院に来て、後回しになっていた書類の記入と食事代の支払い。(我が家は住民税非課税世帯なので、ショートステイの利用料は免除になった。)
- 退院日が決まり、児童相談所に連絡。子供の引き取りには児童相談所の立ち合いが必要とのことで、時間調整。
- パジャマなどのレンタル品の解約を業者に連絡。
- 退院日当日は病室の整理をして、病院事務担当から入院費の計算結果をもらう。
- 入院費の計算結果が予想より高かったので、病院の会計窓口に出向いてひとり親医療証を提示して再度確認してもらう。(入院受付時にひとり親医療証を提示したのに...)
- 再計算の結果、入院時の食事代のみの負担となり、一安心。支払いを済ませて退院。
子どもの引き取りについて
- 今回は直接預け先の児童養護施設に出向いて引き取る形に。(前回は居所を教えてもらえなかった。)
- 児童養護施設の担当者、児童相談所の担当者、私、子どもを交えて軽く面談。入所中の生活の様子を聞いたり、我が家の家庭状況について聞かれたりなど。
- 子どもとともに帰宅
雑感
児童相談所の担当者との話の中で、「社会的養護というのは最後の手段なので、できるだけそこに至る前に対処できるようにしないといけませんね」と言う話をされたんです。行政側としては、「民生委員や頼れる近所の人とつながりを深めましょうっていう」いつもの話なんでしょうけれど。正直うんざりです。
それなりに周囲とはつながりはありますけど、ママ友とはいえ、私にはいきなり他所の子を長期間預かる勇気はないよ。助けるってあくまでも自分の生活が脅かされない程度だからできるもので、自分の生活が脅かされそうなら断っても決して間違いじゃない。
「我が家は確かに家庭に大人が足りないけれど、虐待もしていなければ、少なくとも衣食住に困るような生活もしていない、忙しいけれどそこそこ子どもに手もかけてる、単に緊急の時に預かってくれるような身内や隣人が居ないってだけで、なんで問題のある家庭みたいに言われなきゃならないの!?」
と言う思いで、頭にくるやら、くやしいやら。
行政からの福祉を受ける時によく直面するんですけど、福祉ってサービスとしては用意はしていてもすんなり使わせてもらえないんですよね。条件に合致してるならもっとカジュアルに使っちゃいけないんですかね?
例えていうなら、ものすごく空腹で入ったレストランで店員さんに注文したら、
「このメニューは天涯孤独で誰も身内がいない人が食べることをを想定してます。」
「あなた、身内いるんでしょ?このレストランに入る前に身内や近所の人に食べさせてもらうとか、なんとかおなかを満たすことはできなかったんですか?」
「本当に今あなたにはこの食事が必要なんですか?食事を食べずにやり過ごす方法はないんですか?」
というやり取りを毎回しなきゃいけない感じ、と言えばわかってもらえるでしょうか?
うるせー!こっちは必要だと思ってレストランに来て頼んでるんだから、さっさと料理出せー!と言いたくなります。(笑)
個人的に福祉を受ける際に必要だと思うものは3つ
- 福祉サービスの存在や問い合わせ先にたどり着くだけの知識
- 担当者と渡り合うための交渉力(ケンカ腰にならない程度に粘り強く)
- 自分は福祉を受けてよい存在なんだという自己肯定感
特に3の自己肯定感が重要で、母子家庭や父子家庭だと生活のあらゆる面で交渉する場面が結構多くあると思うのですが、様々なつらい出来事に打ちひしがれている中でほぼ一人で問題に対処せねばなりません。
精神的に折れそうになりますけど、「自分は福祉を受けてもいいんだ、これを受けてまた立ち直ればいいんだ」と思うことで、乗り切れる可能性は高まると思うのです。
私の今回の経験が、どなたかの助けになれば幸いです。緊急の時に頼れる身内や隣人がいなくても決してあなたが悪いわけじゃない、何とかなります!自分を責めないで!
母子家庭の母が入院するとどうなるか?リターンズ 入院編
ご無沙汰しております。
更新頻度の少ないこのブログですが、以前公開したこの記事はよくアクセスされているようで、ありがたい限りです。
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今回またしても入院する羽目になり、前回からのアップデート的な意味合いで体験談を2回に分けてアップロードしておきます。
今回の入院期間は1週間程度、病名は内臓系の比較的軽い病気と言うことにさせて下さい。
入院までのプロセス
- 出勤前、自宅を出る際に体に痛みがあるが、月経前症候群かな?とそのまま出勤。
- 出勤中、痛みが大きくなり、立っているのもだんだん辛くなる。
- 職場の最寄り駅に到着。痛みは一進一退だが歩くのも辛くなり、改札で職場に病欠の連絡を入れる。
- 駅の救護室で30分ほど休憩。その間に救急車を依頼すべきか迷った末に、救急搬送を駅員さんに依頼。
- 救急搬送先で入院が必要な病気との判断、そのまま搬送先に入院。
子どもの預け先探し
前提として、我が家は完全ワンオペ育児、家庭の中に私以外の成年者はおらず、実家は事情があってほぼ全員戦力外の状況です。
- 入院決定直後、近所の親しいママ友に事情を説明して子どもの預かりを依頼。用事があるので預かれないとの返事。
- 元夫に依頼。元夫と元義母で預かりを依頼するも、元夫は仕事を休めず預かれないとの返事。元義母からの返事は不明。
- 行政に預かって貰う方向でシフトチェンジ。小学生で夏休み中につき、通っている学童保育に私から連絡。
- 学童に児童相談所の一時保護を手配してもらえないか交渉したところ、初めて遭遇するケースなので確認して折り返すとの返事。
- 通っている学童からの返事は「上司である自治体の学童担当と対応を協議したが、こちらの学童では対応は出来ない。児童相談所には保護者から依頼してくれ」との返事。
- 児童相談所に連絡して事情を説明、対応を協議して折り返すとの返事。
- 児童相談所から返信。自治体の学童担当が自治体の家庭支援担当に話を通しており、児童相談所と自治体の家庭支援担当で協議の末に、自治体の子どもショートステイ事業で入院当日からショートステイの預かり期限ギリギリまで対応し、延長出来ない分は児童相談所の一時保護で対応する事で話がまとまる。
入院決定が午前中で、子どもの預け先が決まったのは夕方近く。正直、救急搬送を依頼した際に「今回は平日の午前中だから、万が一入院して行政に頼む事になっても、何とかなるだろう」とは思っていました。しかし、こんなに手間がかかるとは思いませんでした。激痛に耐えながら病棟の携帯電話通話可能エリアに移動して連絡しては病室のベッドで休んで折り返しを待つを繰り返し、預け先が決まった後は更にフラフラになりました。
学童に対応を断られた5の時点では学童にカチンと来ましたが(笑)、後で事情を知って大変感謝しました。我が子の着替えの用意などもしていただき、ありがたい限りです。
今振り返ると、入院決定時点で自治体の家庭支援担当に連絡した方が良かったのかなと思います。これは前回の成功体験が仇になったかもしれません。行政に話を通すには基本的にボトムアップだという事を痛感した次第です。
救急搬送時に我が家の事情を医師や看護師に話したので、入院当日の夕方になって病院のケースワーカーさんが来てくれました。結局今回はケースワーカーさんを利用しませんでしたが、平日の日中ならば、行政に頼むと決めた時点でケースワーカーさんをすぐに呼んでもらって、後の対応は丸投げという手もあったのかなぁと今は思います。
入院にまつわる医療費のこと
- 自治体のひとり親の医療費助成を受けているなら、自治体や受けている助成の程度にもよるが、窓口負担の心配はないに等しい。医療費としてカバーされない入院中の食事代や差額ベッド代がかかる程度。
- 入院受付の際にひとり親医療費助成の医療証を提示しないと、入院時の保証人を求められたり、退院時に医療費が通常の健康保険診療で計算されるので、必ず提示する。(医療証は健康保険証と供に、財布などに入れて常時携帯するのがお勧め。)
- 住民税非課税世帯にも当てはまる場合、入院時の食事代も若干安くなるので、入院受付時に健康保険の限度額適用認定証も提示する必要あり、持っていない場合でも、退院後に領収書のコピーと供に、加入している健康保険に自分で申請すれば支払った額と本来の負担分との差額を返して貰える。(入院時に認定証を申請する手もあるが、自治体の国保以外なら非課税証明書が必要だったりして現実的じゃない。また、非課税証明書の手数料>食事代の差額分になる可能性も…)
生活面
- 衣類やタオルなどは今回も病院が提携しているレンタル品を利用。手間と時間、医療者の作業しやすさを考えればやはりここはケチらずにレンタル品1択。パジャマがダサいのは仕方ない!(笑)
- ただ、病院売店の品揃えはやはり不満。確かに最低限度の物は揃うけど、ヘアターバンとか生理用ショーツとか前回同様置いてないのはなんだかなぁと。
- 入院中、何とか手に入れなければならないのはスマホの充電器!スマホは連絡手段としての必要性もさることながら、入院生活環境の満足度はスマホが使い続けられるかどうかに左右されると言っても過言ではない。通話さえしなければ病室でメールやネットは大抵可能。今回も職場にサブの充電器を置いていたので同僚に頼んで病院に送って貰いました。
退院編に続く…
母子家庭の母の転職活動
最近、転職をしました。2年半近く務めた個人の士業事務所のパートを辞め、大手の士業法人にパートで入社したのです。
転職した理由としては
- 雇用主と性格的に合わなくなってきた
- 高度な業務内容をこなし始めた割に時給が入社時から全く上がらない
- 少しでも若いうちに大手の法人に行ってキャリアアップしてみたかった
なのですが、一番の理由は雇用主と合わなくなったからでしょうか。仕事内容そのものは全く嫌いではなかったのですが、仕事以外の一挙手一投足に対して細かく言われたり怒鳴られたりするのに、元夫との生活を思い出して耐えられなくなった感じです。
今までの転職活動は仕事を辞めてから行っていましたが、今回は初めて、仕事をしながら転職活動をやりました。
転職にあたって利用したのは
- 業界特化型の求人サイト
- ハローワーク
ですが、私の地域の母子寡婦社会福祉協議会でも求人紹介をしているので、そちらもこまめに見ていました。
転職にあたって重視した条件は4つ。
- 週5日で30時間程度の勤務(フルタイムはまだまた負担が多過ぎるので)
- 通勤が1時間程度(近所が理想だけど、なかなか士業事務所がない)
- 時給が今よりも上がること(我が子&自分の学費も稼がないと)
- 今やっている経験が生かせること(極力)
業界特化型の求人サイトでは履歴書と職務経歴書をアップして、スカウトシステムを利用しました。職務経歴書には現在の自分の業務内容、担当したクライアントの種類と規模を特に細かく書いたこともあり、かなりスカウトを頂きましたが、やはり業界特化型サイトは正社員中心なうえ、通勤に遠いところばかりで、なかなか条件にあいませんでした。
マザーズ専用求人もあるのと、たまたま前の職場に近かったというのもあります。ハローワークは士業事務所のパート求人も多いので、10社ほど応募しました。結果として、その中の一つに採用される事になります。
マザーズハローワークさんの良かったところは、後フォローがあったこと。求職活動中もお電話頂いたり、私の希望に合う求人票を向こうから送って下さったりと、孤独になりがちな母子家庭の母にとって、そういう、いい意味でのおせっかいがありがたかったです。
また、母子寡婦社会福祉協議会のキャリア相談も利用しました。転職にあたっての懸念事項(自分の年齢や子どもの就学のこと、生活のことなど)を話して、アドバイスをもらったり、自分の頭を整理したりして、とても助かりました。
母子寡婦社会福祉協議会は各都道府県に1つありますが、母子家庭・父子家庭の情報が集約されているので、困った時はこちらによく相談しています。ネットではわからないノウハウも教えてもらえる上に、職員さんも母子家庭・父子家庭に理解のある方ばかりなので相談しやすいです。
アドバイスを受けたこととして、一番心強かったのは、「経験があればそんなに年齢は問われない」ということでした。私の場合は正社員ではなくパートタイム希望だったので、その点でも就業先は見つけやすかったかもしれません。
採用された面接の際に特にアピールしたのは3つほど。
- 自分の経験
- 突発的な休みの少なさ
- キャリアアップを怠らない姿勢
子供がいる場合、実家が近くにあるかは確実に聞かれる事項だと思います。我が家の場合は実家が近くにないことをサラッと伝え、突発的な休みは少ないこと、病気になった時は病児保育に預けている旨を伝えました。
自分の家庭的な事情は変えようがないので、あくまでも事実として伝える程度にとどめ、スキルや資格取得などでキャリアアップしている姿勢をアピールしました。
母子家庭に限らず、子供がいるから、実家が近くにないから等々をひけめに感じる必要ってないと思います。あくまでも職場に貢献できるスキルはあるんだと、私を採用したらいいことあるんだぞ!ぐらいの気持ちで臨みました。(笑)
それが良かったのかどうかはわかりませんが、面接したその場で採用が決まりました。
現在就業してみて、ついていくのに必死なところもありますが、今のところこの選択は間違っていなかったと感じています。
母子家庭に限らず、事情を抱えて働くということは何らかのフラストレーションやジレンマを抱え続けて働くということでもあります。
しかしながら、何もなさそうに働いている人でも、見えない事情があるかもしれないし、これからなにか事情を抱えるかもしれない。
だから、自分ではどうにもならないことで悩み続けるより、少しでもやりたいことを少しずつでも。最短ルートを目指すのではなく、自分の最適ルートを探し続ける。そんな風にこれからも歩んでいけたらいいなと思っています。
幸せになれると思って結婚し、幸せになれると思って離婚した。
母子家庭歴もはや4年、我が子に自分の父親と暮らした記憶はほぼないと思います。
ただ、面会交流は欠かさずにやっていますので、我が子にとっては父親とは「月に一回遊ぶ、優しい存在」であるようです。
我が家は父親の話題はタブーにはしていませんので、元夫の話題は普通に出ますし、私から話題を振る事もありますが、そういったやりとりのなかで、我が子から何気無しに「お父さんと一緒に暮らせばいいじゃん」と言われたり、「お父さんは何でうちにいないの?」と言われる事があります。
正直、私にとってはとても答えづらい質問なのですが、出来るだけサラっと「(一緒に暮らさないことは)私たち三人にとって、1番幸せな事だと、お父さんとお母さんで考えたからだよ」と答えています。この答えに嘘は無いけれど、ごまかしているような気がするのもまた事実。未だにこの罪悪感は消えません。
きっとそれは、私自身がいちばん、元夫との交際から結婚生活、そして離婚に至るまでの出来事をうまく消化(及び昇華)しきれていないからなのでしょう。
一人ですべてを支える生活に疲れ、日々の生活に行き詰まった時など、結婚前から暴力はあったのに何故結婚して子供までもうけたのか、逆に子供までもうけておいてなぜ離婚したのか、もっと我慢出来たのではないかと責めてしまうこともあって、負のスパイラルにはまり込む事があります。
そうやって自分を責めて責めて責め続けた先に「幸せになれると思ったから、幸せになれると思ったからだよな」と、スーッと気持ちが軽くなる瞬間があって、それからはあまり自分を責めなくなりました。これも消化(及び昇華)の第一歩かもしれません。
また、日々の暮らしで資格を取ったり、キャリアアップしたり、生活水準が徐々に上がっていく実感が、少しずつ私に自信を与えてくれます。
そして何と言っても我が子の成長。実は親が思うより子供はしなやかにこの状況を理解しているのかなぁと思うことも。さすがに楽観的過ぎる気もしますが。(笑)
母子家庭の母として、意識してしまうこと。
母子家庭って悲惨でかわいそうと憐みの対象にされたり、逆に生活していく力もないのに離婚してと非難されたり、余裕がないから虐待を疑われたりと、どっちにしてもいろいろ言われやすい存在です。そうなると自然と意識してしまうことがあります。
- その1 玄関をきれいにしておく。
ネグレクト家庭は玄関が乱雑という話を聞いたことがあり、それからは意識的に玄関はきれいにしておくようにしています。
- その2 野菜を多くとる。
貧困家庭はファストな食事ばかりになり、野菜が少なくなりがちと聞いたので、意識的に野菜を摂るようにしています。ダイエットもかねて。
- その3 男の人(とくに保育園のお父さん方とか先生)との会話では、意識的に笑いを取り行く。
欲求不満気味にみられやすいので(苦笑)特に身近な男性陣には女性性を出さず、面白いことを言って笑いを取りに行くように意識してます。笑いを取りに行く女性って女性として見られにくいので(笑)。周囲のママ友対策っでもありますね。職場では完全に女性として見られてないですね、ええ。
でも、別に恋愛は諦めてません!(ここ強調)
- その4 向上心を失わない。意識的に周りに言う。
手当に頼って自立しないといわれがちなので(実際そういう母子家庭の母もいるので...)あくまでも自分の力で、やっていく意志はあるぞってところを見せてます。実際そういう気で勉強してますしね。
なんか、こうしてみると私自身結構周囲の目を気にしてますね。こういうことをあまり意識せずに育児できたらいいのになぁ。
母子家庭の母は休日のお出かけ先をどうしているか?
休みの日はゆっくり寝ていたい母です。(笑)
しかしながら、我が家はなかなか旅行や遊園地に連れていけないので、買い物ついでに公園で遊ばせたりして、体力使わせてます。早く寝てくれるしね‼(笑)でも、休日の公園は母子家庭の母には結構辛い場所でもあります。まぁまぁ、今が一番幸せだから、良いけどね。(苦笑)
それ以外では以下のような所によく行っています。
都道府県の母子寡婦社会福祉協議会のイベント
母子寡婦社会福祉協議会のイベントは、協議会のホームページをこまめにチェックして参加してます。協議会や地域の母子会が主催の事もあれば、企業やイベント主催者からの招待の事もあります。
協議会主催のイベントでは交流する時間もあり、同じような境遇の家庭が集まるので、いろいろな情報交換や悩みの共有の場になってます。費用もあまりかからない上に、託児など親がゆっくり出来る配慮があるのでありがたいです。
イベント以外でも、協議会では母子家庭や父子家庭の住居、仕事、生活、養育費の相談に乗ってくれるので、是非一度、来訪でも電話でも、利用してもらいたいです。
(財)全国母子寡婦福祉団体協議会
2015年我が家の決算
昨年からfreeeを使って、家計簿をつけています。
2015年度の決算が出そろいましたので、損益の割合だけざっくりと公開。
まずは収入から
給与が一番の収入源で、児童関連手当(児童手当・児童扶養手当・都道府県のひとり親家庭向け手当)と養育費が同じくらいです。ちなみに雑収入は、臨時福祉給付金や入院した時の医療共済の保険金がほとんどです。
これを見ると改めて、養育費の大切さに気付きます。養育費がなかったらもっとカツカツだったかも。昨年は仕事もやや安定し、給与収入が2014年から1.3倍になったのはよかったです。
平成28年度も住民税なし。これにより今通っている認可保育園の保育料もなく、住民税非課税&児童扶養手当受給世帯につき、様々な減免も利用できるのはありがたいです。
ただ、児童扶養手当は支給停止額がさらに増えるし、国民健康保険料も上がる予定。時給制で働いているので、休みが増えたらちょっとつらくなりそうな...母も子も健康第一ですね。
支出はこちら
食費がやっぱり多いですね。生協とヨシケイを使っているので、収入に対して食費が掛かりすぎです。でも、買い物や食事作りの手間を考えるとやっぱりやめられない~。
それと、公的住宅に入居しているために住居費がかなり抑えられているのも大きいです。他の母子家庭の話を聞いても、母子家庭にとって、住居費の多寡はかなりのポイントだと思います。
採用教育費は主に自分の資格取得費用、面会交流の手数料ですね。法定福利費は国民年金、国民健康保険と国民年金基金です。昨年から基金も始めました。(社会保険の加入要件に該当しないので)
年金を払っても損する世代とは言われてますが、何かあった時のための障害年金や、(子供が18歳になった年の3月31日以前に)私が死んだ場合の遺族年金のことを考えると、削れないんですよね。
国民年金は免除申請の基準に該当はするのですが、後から年金額を増やすために納付するのは難しそうなので、少々きついですが払ってます。カード払いだとカードのポイントもつけられるよ!(笑)
昨年の収支を1つのグラフにまとめたのがこちら
資金繰りレポートで収支の年間推移を見てみると、見事に児童関連手当が出ている偶数月に黒字が集中です。残高のグラフがはるか上にあるのは、子供の積立貯金がまとまった額あるせいですね。でも、これは子供に将来持たせるお金なので、あてにはしてません。今年は自分名義の貯蓄を増やしたいですね~。
ちなみに、児童関連手当のまとめ支給問題が最近クローズアップされるようになりました。確かに偶数月はちょっと気が大きくなって使いすぎてしまう傾向にあるので、毎月支給をお願いしたいところです。
digital.asahi.com
昨年はトータルで約18万円の黒字になりました。ただ、黒字なのに資金繰りが苦しい状態が続いているので、資金繰りにもっと注力してやっていこうかなと思っています。