母子家庭現在進行形

DVモラハラ夫の元から幼児を連れて離婚。実家にほぼ頼らず、養育費と児童関係の手当と自分の給料で何とか暮らしてます。

母子家庭の母が入院するとどうなるか?リターンズ 入院編

ご無沙汰しております。

更新頻度の少ないこのブログですが、以前公開したこの記事はよくアクセスされているようで、ありがたい限りです。

 

familyofmotherandchild.hatenablog.com

 今回またしても入院する羽目になり、前回からのアップデート的な意味合いで体験談を2回に分けてアップロードしておきます。

 

今回の入院期間は1週間程度、病名は内臓系の比較的軽い病気と言うことにさせて下さい。

 

入院までのプロセス

  1. 出勤前、自宅を出る際に体に痛みがあるが、月経前症候群かな?とそのまま出勤。
  2. 出勤中、痛みが大きくなり、立っているのもだんだん辛くなる。
  3. 職場の最寄り駅に到着。痛みは一進一退だが歩くのも辛くなり、改札で職場に病欠の連絡を入れる。
  4. 駅の救護室で30分ほど休憩。その間に救急車を依頼すべきか迷った末に、救急搬送を駅員さんに依頼。
  5. 救急搬送先で入院が必要な病気との判断、そのまま搬送先に入院。

子どもの預け先探し

前提として、我が家は完全ワンオペ育児、家庭の中に私以外の成年者はおらず、実家は事情があってほぼ全員戦力外の状況です。

  1. 入院決定直後、近所の親しいママ友に事情を説明して子どもの預かりを依頼。用事があるので預かれないとの返事。
  2. 元夫に依頼。元夫と元義母で預かりを依頼するも、元夫は仕事を休めず預かれないとの返事。元義母からの返事は不明。
  3. 行政に預かって貰う方向でシフトチェンジ。小学生で夏休み中につき、通っている学童保育に私から連絡。
  4. 学童に児童相談所の一時保護を手配してもらえないか交渉したところ、初めて遭遇するケースなので確認して折り返すとの返事。
  5. 通っている学童からの返事は「上司である自治体の学童担当と対応を協議したが、こちらの学童では対応は出来ない。児童相談所には保護者から依頼してくれ」との返事。
  6. 児童相談所に連絡して事情を説明、対応を協議して折り返すとの返事。
  7. 児童相談所から返信。自治体の学童担当が自治体の家庭支援担当に話を通しており、児童相談所と自治体の家庭支援担当で協議の末に、自治体の子どもショートステイ事業で入院当日からショートステイの預かり期限ギリギリまで対応し、延長出来ない分は児童相談所の一時保護で対応する事で話がまとまる。

入院決定が午前中で、子どもの預け先が決まったのは夕方近く。正直、救急搬送を依頼した際に「今回は平日の午前中だから、万が一入院して行政に頼む事になっても、何とかなるだろう」とは思っていました。しかし、こんなに手間がかかるとは思いませんでした。激痛に耐えながら病棟の携帯電話通話可能エリアに移動して連絡しては病室のベッドで休んで折り返しを待つを繰り返し、預け先が決まった後は更にフラフラになりました。 

学童に対応を断られた5の時点では学童にカチンと来ましたが(笑)、後で事情を知って大変感謝しました。我が子の着替えの用意などもしていただき、ありがたい限りです。

 今振り返ると、入院決定時点で自治体の家庭支援担当に連絡した方が良かったのかなと思います。これは前回の成功体験が仇になったかもしれません。行政に話を通すには基本的にボトムアップだという事を痛感した次第です。

救急搬送時に我が家の事情を医師や看護師に話したので、入院当日の夕方になって病院のケースワーカーさんが来てくれました。結局今回はケースワーカーさんを利用しませんでしたが、平日の日中ならば、行政に頼むと決めた時点でケースワーカーさんをすぐに呼んでもらって、後の対応は丸投げという手もあったのかなぁと今は思います。

 入院にまつわる医療費のこと

  1. 自治体のひとり親の医療費助成を受けているなら、自治体や受けている助成の程度にもよるが、窓口負担の心配はないに等しい。医療費としてカバーされない入院中の食事代や差額ベッド代がかかる程度。
  2. 入院受付の際にひとり親医療費助成の医療証を提示しないと、入院時の保証人を求められたり、退院時に医療費が通常の健康保険診療で計算されるので、必ず提示する。(医療証は健康保険証と供に、財布などに入れて常時携帯するのがお勧め。)
  3. 住民税非課税世帯にも当てはまる場合、入院時の食事代も若干安くなるので、入院受付時に健康保険の限度額適用認定証も提示する必要あり、持っていない場合でも、退院後に領収書のコピーと供に、加入している健康保険に自分で申請すれば支払った額と本来の負担分との差額を返して貰える。(入院時に認定証を申請する手もあるが、自治体の国保以外なら非課税証明書が必要だったりして現実的じゃない。また、非課税証明書の手数料>食事代の差額分になる可能性も…)

 

生活面

  1. 衣類やタオルなどは今回も病院が提携しているレンタル品を利用。手間と時間、医療者の作業しやすさを考えればやはりここはケチらずにレンタル品1択。パジャマがダサいのは仕方ない!(笑)
  2. ただ、病院売店の品揃えはやはり不満。確かに最低限度の物は揃うけど、ヘアターバンとか生理用ショーツとか前回同様置いてないのはなんだかなぁと。
  3. 入院中、何とか手に入れなければならないのはスマホの充電器!スマホは連絡手段としての必要性もさることながら、入院生活環境の満足度はスマホが使い続けられるかどうかに左右されると言っても過言ではない。通話さえしなければ病室でメールやネットは大抵可能。今回も職場にサブの充電器を置いていたので同僚に頼んで病院に送って貰いました。

退院編に続く…